staubの鉄鍋16cmでご飯を炊く

staubココット16cmを購入した。これを使ってご飯を炊くと「すごく美味しい」という噂を聞き付けやってみることにしたのである。
DSC_1164.jpg
購入したのは以下の鍋。
DSC_0326.jpg

炊飯専用の「ラ・ココットDEごはん」という鍋もあるが、他の料理にも使いたいので、普通の鍋にした。

シーズニング

鉄フライパンの時もそうであったが、使い始めに少し手入れをしてやる必要がある。この作業はシーズニングというらしい。staubのシーズニングのやり方はというと、少量の油を塗って10分くらい弱火にかけるだけ。
鉄フライパンのようにガンガンの強火で酸化させたり、油返しをする必要はない。これはstaubの鍋は焦げ付きにくいようなホーロー加工がされているから、という理由らしい。
確かに、鍋の内側は真っ黒でツルツルではなくデコボコしている。
うちにはル・クルーゼ の鍋もあるが、こちらはガラスのホーロー加工なのでツルツル。特にシーズニングすることなく使っている。
DSC_0328.jpg
デコボコの中に油が入り込んで錆びるのを防いだり、こびりつくのを防いだりしてくれる、とのこと。

ご飯の炊き方

ではご飯を炊いて見るのである。
1 米を水に浸けて置いておく
10分くらい米を水に浸けて置いておく。1合を計量してボウルに入れて水に浸しておく。
2 米と水を鍋に入れる
浸水させた米と水200mlを鍋に入れちゃう。普段通り水道水です。
DSC_0339.jpg
3 火にかける
電気炊飯器ならスイッチ一つで終了ではあるが、鉄鍋でご飯を炊く時は自分で火加減しなければならない。これが面倒であり楽しい部分なのかも知れない。
沸騰するまでは中火にかける。
DSC_0342.jpg
ここのやり方には色々あるようで、タイマーできっちり10分とか、蓋をしてとか、蓋をずらしてとか、蓋をせずに沸騰するまで見ながらとか。最初なんで、蓋をしないで、どんな様子か鍋の中を見ながら炊いて見る。
DSC_0343.jpg
4 弱火にして炊く
沸騰してきたら、蓋をして弱火にする。弱火にして10分。
蓋をするタイミングもちょっとしたコツがあるようで、ボコボコと泡が出ている状態で少しは煮てから弱火にしたほうが良いとの記事もあった。
弱火にしてからの時間はいくつかの記事を見て見たが、結構差があり困った(5分から11分)。
「蒸気が出てこなくなるまで」っていう判断方法もあるようだ。
何回か炊いて見てベストな時間を割り出すのが良いのかも。
5 火を止めて蒸らす
火を止め蓋をしたまま蒸らす。ここで蓋を取ってはいけない。例の「はじめチョロチョロ中パッパ、赤子泣いても蓋取るな」である。「蓋取るな」はそのままの意味だと思うのだが、チョロチョロとパッパは火加減を意味しているんだよね。しかし、チョロチョロが中火でパッパが弱火なのか?なんか逆なような気が。
「ジュウジュウ吹いたら火を引いて」っていうフレーズが省略されている、という話もあるみたいなので細かいことは気にしないでおく。
要は、沸騰して少し経ったら弱火にして、蓋をした状態で炊いて、水がなくなってきたら火を止めて蒸らせ。
ということかな。
で、気になる蒸らしの時間だが、10分程度で良いみたい。まぁ、火を止めているのでここの時間は多少前後しても問題ないと思われ。
こんな感じに炊き上がった。
DSC_0344.jpg

食べて見る

ご飯が炊けたら食べるのである。
蒸らしの前にこっそり蓋を取って覗き見したときは「ちょっとベチョベチョか?」とも思ったがそんな事はなくちゃんと美味しく炊けていた。少し硬めに炊けた感じで、よく言われるように「米が立っている」ように思えた。芯が残っているようなこともない。
味的にはどうかというと、普段食べているご飯と変わりはない。すごく美味、という感じではなかった。見た目はツヤツヤな感じがした。
おかずを作っていたので、炊き上がってから30分くらい後で食べた。炊きたてならもっと美味しいのかも知れない。
DSC_0346.jpg

鯛めしを作る動画を作ってみた。

もちろん、staub使ってます。よろしければどうぞ。

投稿者プロフィール

asai
asai