みなさんこんにちは、本日は、重大発表があります。SQLポケットリファレンス第4版
なんと、SQLポケットリファレンスが第4版になりました。
じゃーん。
例によって、歴代のSQLポケットリファレンスを並べてみると。
なかなか壮観である。
えーと、なんか自慢みたいでいやなのだが、増刷になると1冊だけだが、本を出版社からもらえる。増刷する際に、誤記を訂正できるので、その確認のためにくれるのだが、SQLポケットリファレンスの場合、けっこう増刷しているので、何冊もある。
机の上にあってもじゃまなので、古い版のやつは、押し入れにしまってあったりする。
刷数が違うやつも並べてみたら、机の上に乗りきらなかった。うーん、歴史を感じるなぁ。最初が1999年(平成11年)だから、もう17年か。
初版 1999年
第2版 2003年
第3版 2009年
第4版 2017年
今回の改訂では、対応データベースがひとつ増えた。SQLiteが増えている。日々、AndroidやiOSなどの携帯端末上でアプリを開発している、という開発者も多いことであろう。そんな、方々にもSQLポケットリファレンスを使ってもらおう。というのが今回の改訂の目論見のひとつでもあった。
組み込み系では、SQLなんて使わなくても、配列で十分、とか... サイズ的に重たいんじゃない?といった意見も多い。というか、「多かった」かなぁ。しかし、AndroidやiPhoneには標準で入っているし。これを使わない手はない。
それに、今や組み込みにしても、ギガ単位でストレージを持つことも珍しくない。流石にOracleをフルセットで導入、とかは無理かも知れないが、SQLiteなら数百キロくらいでOK。raspberry piなんか、メモリ1ギガも積んでるし。5000円なのに。
そういえば、昔Oracle Liteっていうのがあったなぁ。
ということで、進化を続けるSQLポケットリファレンスなのであるが、改訂する度にページ数は増えている。当然、内容を充実させてきた結果ではあるが。ちょっとまとめてみよう。
版 | ページ数 | 対応DB |
初版 | 416 | Oracle、SQL Server、MS Access |
第2版 | 600 | Oracle、SQL Server、DB2、PostgreSQL、MySQL、MS Access |
第3版 | 640 | Oracle、SQL Server、DB2、PostgreSQL、MySQL、MS Access |
第4版 | 656 | Oracle、SQL Server、DB2、PostgreSQL、MySQL、SQLite、MS Access |
そんな感じで進化を続けてきたSQLポケットリファレンスであるが、変わっていないことがひとつある。
お気づきであろうか。
カバーの色が「緑」っていうことも、変化していないうちのひとつではあるが、それより決定的に変化していないものがある。
それは、
なんと、お値段がそのまま1980円なのである。
ページ数が増えればそれだけ、本の値段は高くなるのが普通。印刷するのにコストがかかるから。しかしながら、お値段は変わらず1980円なのである。
消費税が5%から8%になり、税込みでいうと、2079円から2138円に値上げされてしまった感があるが、本体価格は発売以来ずーと1980円なのである。
気になって、他のポケットリファレンスシリーズの価格も調べてみると、2000円台のものが多い。最近発行されたものは、2500円くらい。他の出版社さんでも2000円くらいが多いか。
いいんですかねぇ、こんなにお安くて。
まぁ、戦略としてはよいと思う。内容が充実しているのに、1980円なら「安い」と思えるでしょう。Web関係の開発者が、JavaScriptリファレンスが必要という状況で、SQLもあった方がよいか... ということになり、1980円なら、ついでに購入。っていうことが期待できそう。
なんにしても、新しくなった「改訂第4版SQLポケットリファレンス」をどうぞよろしくお願い致します。
SQLポケットリファレンスの歴史
SQLポケットリファレンスの歴史その2
第4版には電子版もあります。
改訂第4版 SQLポケットリファレンス電子版
SQLポケットリファレンス 台湾版「最新SQL語法範例辭典」
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