またもやCPUクーラーを交換した話
えーと、この前取り替えたCPUクーラーが非常に「イイ感じ」だったので、調子に乗って"また"CPUクーラーを変えた話である。
前回は、メインで使っているEPSONのWindowsPCのCPU FANを交換した。FANの大きさが12cmになったので結構「静か」になった。冷え具合も良いのであろう。
朝一番でスイッチONすると、今までは「ブォー」っていう割と大きな音がしていて、数秒後には静かになる感じであった。
変えてからはそれもなく、ピロピロ程度の音しか鳴らず、"逆に"物足りない感じもある。
とにかく静かになったので、この間、Windows10にアップグレードしたFANの音が気になる、Core2 DuoのDELL Vostro 200のCPUを取り替えるのである。こいつは、BIOSの設定でFAN制御もできないし、何かする度に、CPU FANが回りだし結構うざい。
EPSONのやつでうまく行ったので、Core2 DuoマシンもCPU FANを変えて静かにしてしまおう、というのが今回の趣旨である。
で、取り替えるCPU FANはこいつ。

アイネックス 120mm LEDファン搭載 Intel&AMD用CPUクーラー GI-46U
- 出版社/メーカー: AINEX
- 発売日: 2019/01/29
- メディア: Personal Computers
箱の中身はこんな感じ。
結構、色々な部品が入っている。
今回のクーラーは、色々なソケットに対応したやつなので、部品が多い。
Core2 DuoのDELL Vostro 200は、CPUソケットがLGA775である。こいつに対応したCPU FANにした。EPSONのPCはリテールクーラーがピンタイプだったが、DELL Vostro 200はバックプレートありの、ねじ止めタイプである。よって、マザーを外して、バックプレートも外して、新規のクーラーに交換しないといけない。
バックプレートは、どのソケットでも使える共通のものみたいで、なんか形が複雑。LGA775の場合は、一番内側にネジが来るようにつければ良いらしい。
一応、説明書が入っていた。
バックプレートっていうくらいなので、マザーの裏側から取り付けるものなので、ネジが抜け落ちるんじゃないの?と思ったが、その辺りはちゃんと考慮されていて、プラスチック製のワッシャーみたいなので、固定することができる。
ネジを4隅にワッシャーで固定する。
でもって、マザーを外して、バックプレートを裏に入れて、出てきたネジに金具を取り付けるようなのだが、結構難しい。
この間のはリテールクーラーと構造が変わらない感じだったので、すんなり交換できたが、こいつはちょっと様子が異なる。
部品を仮組みして、どんな感じになるのかを、予行練習しておくのである。
で、Core2 DuoのDELLマシンの蓋を開けるとこんな感じ。
実は、EPSONマシンのマザーを外す際に、予行練習でこいつのマザーも外しているので、特に驚きはない。
ちなみに、CPUクーラーのFANはEPSONに付いていたやつに付け替えている。全然静かにはならなかったけどね。
なので、サクサクっとマザーを外す。
これって、リテールクーラーなのかなぁ?DELLで作ったやつ?まぁ、交換しちゃうのでどうでもいいか。
4隅のネジを外すとクーラーが取れた。よしよし、順調である。
グリスは拭き取る。
バックプレートが外れないだとぉ
順調に進んでいたものの、ここでバックプレートが外れてくれないことにビビる。
これでは、ちゃんとCPU FANを付け替えることができないではないか。
「両面テープで張り付いているだけ」
ということなのだが、結構な力を込めてもなんか剥がれてくれない。
マイナスドライバで隙間をグリグリやるものの、マザーを傷つけてしまいそうで嫌な感じ。
バックプレートはそのままで、なんとかネジ止めできないかやってみるものの、合うネジがなく断念。
付いていたクーラーを戻して、少しだけネジを締め、CPUクーラーごと押し込む感じでやってみた。
マザーが割れそう、っていうくらいに力を入れると「メリメリ」っと剥がれてきた。ここにマイナスドライバーを突っ込んでぐりぐりやって外すことに成功した。
やっぱり両面テープで張り付いているだけのようだが、割と強力にくっ付いているみたい。
バックプレートを付け替えたら、マザーの表にネジが出てくるので、ナットとワッシャーで固定する。付属の工具を使うとしっかり固定できる。
固定できたら、その上に金具を乗っけてからネジ止めする。あと、CPUにグリスを塗っておく。
グリスを塗るのは、仮組みした後でやった方が良い。向きとかがダメな場合があるので。
ヒートシンクと金具はネジ2本だけで固定する。固定用のネジが4本あるが、2本しか使わない。残りの2本は何?予備的なもの?
内側のネジがチップセットと近い位置にあり、取付が困難であったが、なんとかなった。
反対側は、マザーの端っこなので、指で押さえてネジ止めできた。
マザーをケースに戻して、クーラーの上にFANを付けようとしたところ、ケースFANと干渉してしまうことが判明。
向きを変えればなんとかなりそうだが、ケースFANを外して対応。
ケースFANもなんかうるさいので外そうと思っていたから好都合である。
さて、完成したので「スイッチON」である。蓋をしないでスイッチを入れてみる。
配線の関係上、机の下の床に置いてある。
このCPUクーラーも光る。なのでDELL Vostro 200も立派なゲーミングPCになった。一応、グラボも入ってるしイイんじゃない。
FANの音も小さく、冷えているのか高回転にもならずイイ感じである。前に付けたやつと同様に、スイッチを入れた直後にブオーっと派手な音はしなくなった。
Windows10も問題なく起動したので、シャットダウンして蓋を閉じる。蓋をしたら縦置きにする。
蓋をすると光っているのが見えなくなり"寂しい"が、クーラーのあたりに穴が空いているので、ここから光が漏れ出している。
Windows Updateが走った後みたいで、CPU負荷が割と高い状態であったがCPU温度は50度くらいだった。アイドル状態だと、40度くらい。ちょっと高いかな、縦置きにしたのがまずかったかなと思い、隙間ができるように本体を配置し直したところ、アイドル時には30度くらいまで冷やすことに成功。空気の取り込み口のところはなるべく開けておいた方が良さそう。
FANの回転数は、1000、1300、1500といった感じで温度に応じて段階的に制御される模様。1500回転くらいになると唸っているのがわかる。アイドル状態だと1000回転になるが、この回転数ならFANの音は気にならない。SSDに変えたので、わからないが、HDDのカリカリっていう音の方が大きいんじゃないかっていう程度に静か。
ということで大成功じゃないでしょうか。

アイネックス 120mm LEDファン搭載 Intel&AMD用CPUクーラー GI-46U
- 出版社/メーカー: AINEX
- 発売日: 2019/01/29
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