MacBook Air 2020を購入した話 その2 キーボードについて
さて、先日の続きで、新型MacBook Airのお話しである。
タッチパッドが大きくなり、感圧になることで、入力作業が「結構楽になった感じ」なのは前回お話しした通りである。キーボードについてもちゃんと変化している。新型はキーボードがバタフライ式からシザー式に変更された。シザー式のキーボードはキーの端っこを押すと、ちゃんと入力できないというトラブルもあるらしいが、そんな感じもなくちゃんと入力できる。
押し込みのできる幅っていうんですかね。キーストロークって言えばいいのか。それが1mmくらいあるそう。バタフライの方が薄くできて良いらしい、キーストロークが少ないっていうのがメリットで「薄くできる」ということのようなのだが... それはねぇ、当時の宣伝文句でもあったようなので。
これが逆にデメリットを生み出したようなのだ。打鍵音が大きいとか。打ち心地が悪いとか。ゴミが入るとか?これはちょっと違う?まぁ、よくはわからないがいろいろあって、やっぱり「シザー式の方がいいじゃん」ということに落ち着いてきたようなのである。
キーボードを打っている音って、自分ではあまり気にしていないかも。周りに知らない人が居るような環境(例えば電車の中とか)ではなるべく音が小さくなるように打っているかも知れないが、一人で部屋にいてバンバンとコードを書いているような状況ではキーボードの音なんてどうでもいい。逆に、人が叩く音の方が「気になる」ものなのかも。たまに、バシバシ、エンターキーを叩く人いるよね。バックスペースもしかり。そんなに強く叩かなくても「いいじゃん」みたいな人もいたりする。ミスタイプが多い人はバックスペース押すよね。何回も、パチパチと。多分、キーボード打っている音が大きい人は、バタフライ式でもシザー式でもどっちでも結局は「うるさい」でしょう。
何が言いたいかというと、バタフライ式でも、シザー式でも「なんでも」キーを叩く人によって音が違うのだから、キーボードの構造なんてなんでもいい。結局は使う人の問題なのだから。その人にとって多少音が大きかろうが、安っぽい音がしようが、入力しやすければ構造なんてどうでも良いのではないだろうか。
ちょっと話がずれてきてしまったぞ。新型 MacBook Airに戻ろう。
escキー
一つ前のMacBook Proはタッチバーにecsキーが含まれていることもあり、「escが押しにくい」っていうことも言われていた。今のMacBook Pro 16インチではescが独立しているくらいなので。MacBook Airにはタッチバーは「そもそも付いていない」のでこれは関係なし。escキーが押しにくいっていうのはvim使いにとっては致命的に「悪いキーボード」になってしまう。タッチバーって使ったことはないが、やっぱり押した感がないので、使いづらいのか...
Ctrl-[で代用できるジャン。ホームポジション命なら、escより「Ctrl-[」の方がよくね?
バックスペースにしても「Ctrl-H」の方がいいでしょ?
という声も聞こえてきそうではある。
まぁ、確かに、そうなのだが、やっぱり押すよね。escキーとかバックスペース。
キーをふたつ同時に押すのはやっぱり面倒だよね。使っているアプリにもよるかも。
テキストエディットだと押さないけど、vimなら押すでしょ。escキー。しかも左手の中指かな。
やっぱり、プログラマにとってescキーは大事なのである。
矢印キー
テキストエディットの話が出たところで、カーソル移動の話である。vimなら圧倒的にhjklキーでカーソル移動しちゃう。スクロール操作もCtrl-dやらCtrl-fでやってる。テキストエディットの場合は、キーバインドを変更しているかどうか忘れちゃうし、押してみたら「j」って入力されちゃってもイヤだし。矢印キーで操作することが多い。もしくは、タッチパッドで二本指スクロールかな。
と自分の操作方法を基準にしてMacBook Airのキーボードの評価を書いてはみたものの、操作方法は人それぞれで異なっていると思う。自分に合った、と言うか「自分が覚えた操作方法」で無意識に近い感じでやっていると思う。キーボードやタッチパッドの具合が変わると、やっぱり操作方法も微妙に変わってくる。まぁ、いわゆる「慣れ」とか、「学習」とかそういった部分ではあるのかなぁ、と思っている。
そう、今は変でも、じきに慣れるでしょ。
と言うことなのである(やっぱりそこに落ち着くのか)。
矢印キーのかまえ
それでも、ハードウェアの違いは「慣れ」ではどうしようもない部分もある。矢印キーの形状もその一つかも知れない。MacBook Airの一つ前世代のキー配置は山型になっていない。山型になっていると、どのキーが上キーなのか「手探りで瞬時にわかる」と言われている。
確かに、同じサイズのキーが3つ並んでいては、どこからどこまでが左端、もしくは右端かよくわからないかも知れない。目をつむって矢印キーの部分をなぞってみて欲しい。山型の矢印キーなら上矢印が出っ張っているのですぐにわかる。
矢印キーを操作するのはホームポジション命な人は小指で押すことが多いと思われる。
かくいう私も、ホームポジションを意識して入力していたら、小指で探りながら押すかなぁ。移動が主目的なら、最初から矢印キーを使うモードのホームポジションで人差し指が左。中指が上、右が薬指といった感じに「かまえて」いるように思える。
この「かまえ」の位置が手探りでわかるから、タッチタイピング(見ないでも打てる)ができるんだろうなぁ。
我ながら良い表現かも、「矢印キーのホームポジション」もしくは「矢印キーのかまえ」。ゲームやるときとかはこのポジション(かまえ)だよね。テトリスとか。
矢印キーが山型になっていれば、矢印キーのかまえをキーボードを見なくても「かまえる」ことができる。ホームポジションのかまえは、出っ張りのあるキーに人差し指を持ってくればできる。
文書を入力する時は「ホームポジションのかまえ」
ゲームをする時は「矢印キーのかまえ」
と「かまえ」を使い分けるのが、キーボードやPCを使いこなすことのキモだったりするのかも知れない。
そんな感じで、矢印キーが山型になったのは良いことである。
キーボードネタでこんなにも長くなってしまった。本日は以上。
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