Proxmox ZFSでRAIDZ【M.2 SATA変換】
さて、本日も3GHSPである。
前回はZFSを入れてみて、パフォーマンスが出るかどうかやってみたところ、いい感じで速度が出るのでCephやめてZFSにしようと決めたところまでであった。
今回は、ZFS(RAIDZ)ストレージにCephのデータを移行、Cephをバラして、各ノードのSSDを取り出すまでを紹介できればと思う。
まずは、データの移行。
これは新ノードのストレージをNFSマウントして、cpコマンドでOKかな。
コンテナのファイルサーバー入れて、サクッと移行できるかと思ったが、コンテナでNFSマウントする場合は、非特権モードを外さないとダメでサクッとはいかなかった。
ファイルコピーは実質300G程度なので、30分くらいで終了。
これで、Cephを崩すことができる。
Cephの解体は、OSDを止めて、モニターやらも止めて、Cephプールを削除、ディスク消去って作った時と逆にやっていけばできた。
Cephを解体したら、ノードを停止。
箱を開けて、SSDを取り出す、物理的な作業である。
ラックマウントだと開けるのがしんどい。Mac miniはめちゃ小さくてこれまためんどい。しんどかったり、めんどかったり、なにやら大変で少々筋肉痛が...
無事、500GのSSDを取り出すことができたのだが、写真撮影をサボっていたので写真はなし、スミマセン。
SATAポートがない
で、SSDを3本差す必要があるのだが、マザーにSATAポートが2個しか付いてない。
M.2タイプのSSDがマザーに刺さっているので、RAIDZ用にあと3ポートあれば良いのだが、ひとつ足りない。どうしたものか?
SATAの拡張カード入れるか... そうするとEthernetが1ポートしかなくなってLAGできないし。
何か良い方法はとAmazonを見ていると...
あるじゃない。
M.2に挿すSATA変換器。
5ポートもあるよ。
こんなんでパフォーマンス出る?と半信半疑なのだがちょっとやってみよう。
今刺さっているM.2のSSD 1Tは余ってしまうが、Windows11 PCにM.2スロットがもうひとつあるので、D:ドライブにするか。
SSDは2.5インチである。ケースには3.5インチのマウンタはあるが、2.5インチは付けられないので、2.5インチ -> 3.5インチのアダプタが必要なのだが、5インチベイにはめるケースを発見。
こいつなら、4本入るのでRAID組むのなら「いいんじゃない」。
ということで、出来上がったのが、以下。
SSD 4本とHDD 3本の合計7本をSATAポートに接続している。ケーブルがうざい感じなのはしょうがないか。
scpでファイル転送の速度を計測してみた。
ちゃんとアクセスランプが光るのがいい。
RAIDZなので、3つのSSDに分散して書き込みされていることがわかる。
LANがギガビットだが、LAGしているので使用するポートがかち合わなければ110MB/s以上出ているぽい。
やっぱCephよりZFSの方がいいかも。
本日は以上。
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