10G環境にしたのでiperf3で速度を計測
今回は先日から続いている10G LANの話の続きである。
TP-Linkの10G 5ポート L2SW(TL-SX105)を導入したところメインPCであるWindowsマシンでも2.5Gで接続できるようになった。Proxmoxサーバーが3台あるがこれらは全て10G Etherで接続できている。
サーバー間ではiperf3を使って速度を測ってみると確かに速くなっていることが確認できた。理論値の10Gには届かないが、9.2Gbpsという満足な結果になった。
ProxmoxノードのうちひとつのマシンはPCIeがGen2でx1モードなので、3.3Gbpsで頭打ちとなる。
メインPCはmini-ITXのマザーでグラボ積んでいるので、10GのEtherを入れるPCIeスロットが無い。オンボードで2.5Gと1GのEtherが付いているので、ふたつのEtherを使ってSMBマルチチャネルでファイル転送のパフォーマンスを上げるようなことをしている。
今回Windowsクライアントも少しだけ性能が上がったので、ベンチマークしてみようと思い立ったわけである。
まずは、SSDのZFS上にあるSMBサーバに対してやってみる。
300MB/s出るじゃん。前にやったときのやつと比較してみよう。
左がネットワーク1本、右がマルチチャンネル。ちょっとよくわからないのでSEQだけ表にしてみると。
Read | Write | |
---|---|---|
1シングル | 118.33 | 114.81 |
1+1マルチ | 226.47 | 168.58 |
2.5+1マルチ | 296.43 | 217.28 |
おお、なんとなくスケールしているんじゃない。
HDDの方もやってみるか。
SSDとそんなに変わらないじゃない。
まぁ2.5+1のマルチチャンネルでも理論上の上限は3.5Gbpsだもんね。300MB/sくらいが精いっぱいなのかも。
速くなったので「よし」とする。
TL-SX105は相当熱くなるともっぱらの噂であったが、触れないほどには熱くならない。冷却用のFANが付いておらず、筐体がヒートシンクも兼ねていると思われるので、こんなものなんでしょう。冬場はいいけどね。
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