Nikon Z fcでHDR撮影してみた話
本日は、Nikon Z fcのHDR撮影の話題である。
ちょっと前といっても10年前くらいか?HDR撮影っていうのが流行った。露出を変えて撮影した何枚かの写真を"合成"することで、ハイダイナミックレンジな写真が作成できる、というもの。
本ブログでもHDRを紹介している。
10年前は、何枚か露出を変えて撮影して、PCのソフトで合成していた。
今では、カメラが自動的にやってくれる。2021年の現在では、iPhoneでもHDR撮影ができるらしい。マジかiPhoneすごいな。
Nikon Z fcは最新機種なので、HDRができる。
ということでやってみた。
設定は、メニューを出して、静止画撮影メニューのHDR(ハイダイナミックレンジ)のHDRモードをONにするだけ。ONにする際に「する(連続)」にすると文字通り連続してHDR撮影をすることができる。「する(1回)」にすると、1回シャッターを切ると自動的にHDRモードがOFFになる。「しない」に設定すればHDRがOFFとなる。
HDRは明暗の差が大きい風景なんかを撮影する時に向いている、ということらしい。じゃあ、近所の公園に行ってみるか。ちょうど紅葉しているので、ちょうどいいかも。
というわけで、以下はHDRなしの通常モードで撮影した。
使用しているレンズは、標準ズームキットレンズ。
同じ場所から同じようにHDRだけONにして撮影してみた。
比較のためなので、フォトショでは画像サイズの変更とjpg圧縮だけやっている。
左側の紅葉している木には日が当たっているので明るい。右側は住宅の影になっているので、暗い感じになっている。通常撮影では黒潰れしている部分が多いようにも見える。
一方、HDRをONにして撮影してみると、影になっている部分もちゃんといい感じに撮影できている。
なるほど、これがHDRの威力なのか。
調子に乗って色々と撮影してみたものの、なんかボヤけている。望遠側にズームすると顕著。
ボヤけているというか、2重になってしまっている感じ。乱視の人はわかると思うが、なんか2重になって"ブレて"見えている感じ。
まぁ、そうなのよ。HDRは基本、三脚立てて固定してないとうまく写せない。合成に失敗するんだろうね。
広角側にズームして、なるべく動かないで人間三脚になったつもりで撮影しないと、合成がうまくいかず「ブレた感じの写真」になってしまう。
気を付けて撮ってみたのが以下の写真。
HDRの効き目がよくわからないが、なんかいい感じに撮れたので載せておく。
絞りとかは制御してないみたいなので、AFの効かないマニュアルレンズでもHDRが可能らしい。
効果の程はよくわからないが、マニュアルレンズでも撮影してみた。
なんかちょっと微妙かも。ちゃんと効いてる?
効果がイマイチわからないので、同じレンズでストーブを撮影してみた。まずは、HDRなし。
以下はHDRあり。
多少の差はある。黒潰れが少ない感じに撮影できている。マニュアルレンズでもHDR撮影できるようである。もっと露出補正の数値を上げればもっといい感じになるのかも知れない。
本日は以上。
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