カメラのしくみ「ボケ味とBokeh」英語でもボケはBokeh
本日は、カメラの話である。
カメラの世界で「ボケ」といったら、絞りを一杯に開けたり、望遠レンズを使って、背景をボカすようなことをいう。
ボケはそのまま英語でも「Bokeh」って書くそうな。
下のピーちゃんの写真は、35mmの単焦点レンズ開放で撮影して背景をボカしている。
単にボケって言ってもいいけど「ボケ味」とか言いますね。「円形絞りなので、ボケ味が丸い」とかいう風に使ったりします。でもって、ボケ味の読み方であるが「ぼけみ」ではなく「ぼけあじ」のようである。ボケ方にもレンズによって色々なので、レンズごとに味(あじ)があるということですね。
↑マウスカーソルを乗せるとフォーカスが変わります。
ピンボケとボケ味
海外では、ボケ味という発想がなかったみたいで、日本で使われていた「ボケ味」がそのまま英語の「Bokeh」になったとのこと。
海外では、写真のピントが合ってなくぼやけた感じになっているのは、あまり歓迎されず、単にピントが合ってないだけのピンボケという扱い。ピンボケは「Out of focus」って言われている。
確かに、ピンボケ(Out of focus)は失敗写真だし、歓迎されないが、被写体を際立たせるようなボケは意図的に行われるもので、むしろ歓迎されるべき。
ちょっと違うかも知れないが、BONSAIとかWABI SABIと似たようなものか。
グラフ表示用のライブラリBokeh
どうして、英語のBokehの話をしたのかというと、グラフ表示用のライブラリである「Bokeh」を発見したからである。
https://bokeh.pydata.org/en/latest/docs/gallery.html
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