写真の印刷 その3 昇華型プリンタ
先日から、レーザープリンタでの写真の印刷に納得がいかず、いろいろ試してみている。
プリンタの設定を変えて印刷したり、減色してみたりしたが、やはりきれいには印刷できない。
弟が持っている、インクジェット(Canon MP950)で同じ画像を印刷して比べてみると。そんなに変わらないではないか。発色の違いこそあれ、なんか「ぶつぶつ」っていう感じがある。MP950の解像度は9600dpi。インクは6色。
これは、最新式のインクジェットプリンタにしても、そんなに変わらないな。と思った。
デジカメプリントに出すときれいに印刷できる。まぁ、プロが高い機材を使って印刷するのだから当たり前か。しかし、どうやって印刷しているのか気になり調べて見ると、どうも家庭やオフィスで使われている一般的なレーザー、インクジェットプリンタとはしくみが違うプリンタを使っている。
レーザー、インクジェットでは、ディザで色を作り出していた。
デジカメプリントで使われるプリンタは、印画紙に光を当てて現像する、っていう昔ながらの方法で印刷しているらしい。
アナログ時代の写真は、写真屋さんにフィルムを現像してもらっていた。写真になるまでには、大きくふたつの工程がある。
最初に、フィルムを現像する。
次に、フィルムから印画紙に現像する。
フィルムから印画紙に現像する、っていう部分をデジタルデータを光に変えて、印画紙に照らして感光させ、現像しているといったイメージ。実際は、レーザーを照射して感光させているみたい。
レーザー、インクジェットで写真がきれいじゃないのは、ディザのせい。これを解像度を上げることで、なんとかきれいになるように頑張っているのではあるが、「なんかぶつぶつ」な感じが解消できない。
昇華型プリンタ
写真をきれいに印刷できる、フォトプリンタなるものを発見。
このプリンタ、昇華型プリンタと呼ばれている。インクジェットでもレーザーでもない。なにやら、熱でインクリボンを気化させて印刷するらしい。昇華型でも使われるインクは、YMCの3原色。一度気化することで、3原色がいい感じにまざり、中間色が作られる。ディザは使われない。従って、解像度は、300dpiとインクジェット、レーザーよりも低い。
写真をきれいに印刷するのなら、インクジェットよりも、昇華型の方が有利。なにせディザを使わないのだから。
しかも、安いのですよ。インクジェットよりも安い。
ただし、用紙が専用のものになる(用紙とインクがセットになってカートリッジになっている)。サイズはハガキが最大。A4の普通紙に印刷することはできない。
EPSONにもE-350っていうのがあるが、こっちはどうもインクジェット?
ものは試しに買ってみようかなぁ... CP800 PCデポに売ってるかなぁ...
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