カメラのしくみ「HDR その2」

PhotomatrixでHDRをやってみた。
三脚を立てて、家の駐車場にとめてある車とバイクを撮影。露出補正は、0、+2、+1、-1、-2と5枚ほど用意した。
三脚を立てたものの、リモコンがないので、シャッターを切ったり、露出を変えたりする際に、どうしても微妙にずれてしまう。
この三脚もくせもので、Sonyのビデオカメラ用のリモコンが付いている。ジャンクで買ったので、クイックシューがなく、固定用のネジをむりやり付けているので、なおさら安定しない。
しかし、Photomatrixにかけるときに、Align source imagesにチェックを入れておけば、多少のずれは補正してくれることを発見。
他にもオプションがあるが、英語なのでよくわからん。ということで、他のオプションはとりあえずなしでやってみた。
Generate HDR imageで作成される画像は、単にハイダイナミックレンジな画像らしい。これをトーンマッピングすることで、写真なんだか絵なんだかわからないような画像にしたり、自然な感じの画像にしたりすることができるらしい。
なにせ、英語なのでよくわからん。
トーンマッピングにはいろいろパラメータがあり、これをいじることで、いろいろなことができるようではあるが、いじってみても差がよくわからなかったりする。
Presetsのところにパラメータのプリセットがあるので、これをいじってみる。
Painterlyにすると、絵のような感じになった。さらに、Grungeにするとさらに強調されよくみるHDR画像になった。
でもって、できあがったのがこれ。お試しプログラムなので、photomatrixという文字が入っている。
DSC_0063_4_5_6_7_tonemapped.jpg
元画像はこんな感じ。
DSC_0063.JPG
露出を変えて、5枚撮っている。
傾向として、影の部分が薄くなる。適正露出では、黒つぶれや白飛びしてしまう部分が救済される感じ。色も鮮やかになる。コントラストも強くなる。
やっぱり、「写真のような、絵のような」と表現するのが一番しっくりくるか。
派手目な色が付いていた方がおもしろいようだ。
DSC_0051_2_3_tonemapped.jpg
こっちは、露出は0、+1、-1の3枚でやってみている。
それにしても、露出を変えて何枚も撮るのは面倒だと思ったら、AEB機能が付いているカメラなら、自動的に何段階か補正して撮ってくれるらしい。AEBはAuto Exposure Bracketingの略。
残念ながらD3000にはこの機能がない。さみしい。
カメラが瞬時に露出を変えて連射するので、三脚で固定する必要もないっぽいぞ。
RAWで撮影して、露出を変えて現像 -> Photomatrixっていう方法もあるみたいだ。これならD3000でもできる。今度やってみよう。
次回は、PLフィルターその2>>
カメラのしくみを最初から読むなら、以下からどうぞ
カメラのしくみ VR 手ぶれ補正機能

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asai
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