カメラのしくみ ツーリングの思い出
若いころ、といっても20歳前後か。写真部だったのは中学生の頃、高校、大学(じゃなくて専門学校だか)に進学したころ、北海道にバイクでツーリングにいった(ツーリングっていうのは、バイクで旅行することね)。
当時は、20歳前後なので、お金がない。お金がないかわりに、「体力」はある。夏休みも「1カ月」もある。ということで、夏休みに北海道にバイクで友達と二人でツーリングに出かけた。その頃は、よりよい写真を撮りたいとはそれほど思っておらず(今でもそうか?)、とりあえず持っていたカメラを持って、ツーリングに出かけていった。
当時の写真はあるものの、ブログに乗せるには少々、面倒なのでやめておく(アナログ->デジタル変換が必要)。
ツーリングの目的は、なんといっても「北海道一周」。夏とはいえ、雨が降ってきたり、やたら寒かったりと、バイクで旅するには、けっこう「たいへん」。しかもお金がない。予算はフェリー代やらガソリン代なんやらでも、10万円くらいだったか、いや20万だったか。
当然、ちゃんとしたホテルに泊まる予算はない。テント生活が続くのである。バイクなので立派なテントは持っていけない。小さい一人用のテントである。風呂に入りたくなり、安い宿に何度か泊まったが、それ以外はテント。といっても、無料か、数百円程度のキャンプ場があちこちにあるので、キャンプ場を渡りあるく、といった感じでツーリングしていた。
その当時は「ブログ」なんていうシステムはないし、記録も取ってないので、今や記憶を頼りにしか書けないので、やや正確性には欠けるかも知れないが...
北海道にツーリングに行く人は結構多いらしい(といっても、昔のことかもしれないが...)。
でもって、あちこちにキャンプ場もあるし、ツーリストのための施設もけっこうある。キャンプ場に行けば、とりあえず、水は確保できる。トイレもちゃんと便器でできる。いわゆる「野ぐそ」はしなくて済む(別に野ぐそでも、本人的にはかまわないのだが、何かの法律違反になるのか?)。
水が確保できれば、持って行ったガスコンロでお湯が沸かせる。お湯を沸かすことができれば、「カップラーメン」が喰える。これなら数日は持つであろう(カップラーメンは人類にとってなくてはならないものであると思われる)。なにせ20歳そこそこ、若いから何を喰っても大丈夫。酒飲んで寝てしまえば次の日は元気になるのである。今じゃそうはいかない。
そんな感じの北海道一周ツーリングなので、完走できるかどうか怪しい。だから先を急ぐ旅行になってしまう。急いでもそれほど距離は稼げないというジレンマがある。途中でガソリンを買うお金がなくなってしまっても困る。とりあえず、行きの「東京->北海道」のフェリーは予約していたものの、帰りについては「なんとでもなる」し、「お金がないかも」ということでノープラン。
それはさておき、1カ月近くも旅していると結構トラブルはあった、と思う...
そんな中、私が記憶している、というかブログを書き出して思い出したのは、汲み取り式の便器にカメラのレンズを落としてしまったことである。しかも、バイクのキー付きで...
バイクも車と同じく、キーを差して、「スイッチON」にしないとエンジンがかけられない。当時、大事なものは、ウエストバッグ(腰に巻くバッグ)に入れていた。バイクのキーもカメラのレンズも、ウエストバッグに入れていた。
キャンプ場で朝起きて、寝ぼけまなこで、用を足しに行くのだが、お尻を拭く紙がないと困ると思ったのか、ウエストバッグにトイレットペーパーやらを搭載して、用をたすべくトイレに向かった。
用を足して、お尻を拭いた後、さて、と立ち上がると、ウエストバッグの中身がボロボロとこぼれ、便器の奥底にがらがら、と落ちて行った。今思うと、スローモーションのように...
幸い、バイクのキーについては救済できた。しかし、○○臭くなってはいたが...カメラのレンズについては、そのまま汲みとり式のトイレの奥底に沈んでいってしまったのである...
キーについては、軽いので表層に浮いていたので、なんとか取り出すのに成功したものの、レンズについてはあきらめざるを得なかった。どういったレンズを失ってしまったのかは、今となっては思い出せない。コンバーターだったか、何かの交換レンズだったような。今となっては、苦い思い出...
いや、単なる笑い話である。
まぁ、トイレに、レンズは落とさないように。ということである。
写真がないので、お昼に食べた、鍋で煮たうどんを載せておこう。冬はやっぱり鍋である。
モデル名: Nikon D3000
レンズ: 35mm F/1.8G
焦点距離: 35mm
フォーカスモード: AF-A
AFエリアモード: シングル
手ブレ補正:
AF微調節:
絞り値: F/2.2
シャッタースピード: 1/1000秒
露出モード: 絞り優先オート
露出補正: +0.7段
露出調節:
測光モード: マルチパターン測光
ISO感度設定: ISO 100
次回は、湯気を撮影する>>
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