カメラのしくみ 開放にするとピントが合わない AF-S DX NIKKOR 35mm F1.8G
AF-S DX NIKKOR 35mm F1.8Gでネコのピーちゃんを撮影
ピーについては以下参照

F1.8でピーちゃんを撮りまくってみた。やっぱりピントがシビア。
この写真は、鼻のところにピントが合ってしまった。

こっちは、目にピントが合っている。どうやってピントを合わせたか覚えていないが、フォーカスポイントがそのままなので、目の部分にフォーカスポイントを合わせて、カメラの向きを変えたのであろう。
どちらも背景は、いい感じでボケている。
F2に絞ってやれば、ピントも合いやすくなるか。
フォーカスモードのスイッチ オート/マニュアル
標準ズームのフォーカスリングは、AFにしておくと手では回せない。Mにするとロックが外れ回せるようになる。
35mm F1.8のフォーカスリングは、AFにしておいても手で回せる。
スイッチの表記をよくみると、標準ズームは、AかM。Aがオートで、Mがマニュアル。
35mm F1.8は、M/AかM。M/Aってマニュアル+オートという意味か。Mにしておくとオートフォーカスは効かない。
標準ズームのフォーカススイッチ
35mm F1.8のフォーカススイッチ
標準ズームでのAでは、ピントが合ってないとシャッターが切れない。ピントが合っているとファインダーの左下に●が表示される。Mにするとピントが合っていなくてもシャッターが切れる。●の表示は行われるので、ピントがあっているのかどうかはそこでわかる。
35mm F1.8のM/Aでも、ピントが合っていないとシャッターは切れない。シャッターを半押しすれば、自動でピントを合わせてくれる。フォーカスリングを手で回すことでピントを合わせることもできる。完全に自動、というわけではなく、カメラがピント合わせをアシストしてくれる、といった感じ。
オートフォーカスで合わせておいて、フォーカスリングを回して微調整、といったこともできるわけですな。なるほど、よく考えられている。
オートフォーカス時の動作イメージは、モーターがフォーカスリングを回してピント合わせを行う感じになる。実際は、フォーカスリングは回らない。手で操作するフォーカスリングとモーターでまわすフォーカスリングはどうも別になっている。
どちらのリングでもレンズの位置を前後に移動させることができるが、手動操作のリングがモーター制御のリングより優先される。手でフォーカスリングを回すと、モーターによるオートフォーカスは中断される。
標準ズームでは、Aにしておくと、フォーカスリングがモーターにより回される。動作イメージ通り、モーターがフォーカスリングを回している。
標準ズームでは、Mで使うことはあまり考えられていないようである。フォーカスリングも手で回すにはちょっと操作しずらい。
35mm F1.8は、マニュアルフォーカスでも使えるようにフォーカスリングが使いやすくなっている。明るいレンズなので、ピント合わせがシビア、じゃあピント合わせしやすいようにしよう、というのも自然の流れなのか。
Nikonのホームページをみると、M/Aの他、A/Mっていうのもある。M/Aがマニュアルが優先なのに対して、A/Mはオートが優先らしい。
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