カメラのしくみ フォーカスポイント

本日はピント合わせについて書いてみようと思う。
昔のフィルム時代の一眼レフでもオートフォーカスはあったと思われる。といっても本当に初期の頃にはなかったか。気になって少し調べたところ、ミノルタのα-7000が一眼レフで最初にオートフォーカス機能を持ったものらしい。当時としては衝撃だったらしい。あんまり覚えてないが。
そういえば、レンズのフォーカスリングに∞(無限大)やら10mだの書いてあったような。今はそんなの書いてないなぁ。
でもって、オートフォーカスできるエリアが限定されている。オートフォーカスの細かいしくみについてはよくわからないが、フォーカスエリアの中に写った部分でしっかりとピントが合うように自動的にカメラがやってくれる。
昔のカメラは、フォーカスポイントがひとつしかない。たいてい真ん中についている(と思う)。
今のカメラはフォーカスポイントがけっこうある。D3000には、7個もついちょる。選ぶのが大変。ときどき端っこの方にいっちゃてるし。といっても便利ではある。
フォーカスポイントがひとつしかない場合は、フォーカスポイントに被写体のピントを会わせたい部分が入るようにカメラを振って、ピントが合ったらシャッターを半押ししながら構図を決めて、といったことをしないといけなかった。
フォーカスポイントがたくさんあれば、構図を決めてから、この辺りでピントを合わせたいな、という感じで変更できるので便利。輪郭がないような状態だとオートフォーカスしにくい。そういった場合でもちょっと横にずらしてみる、といったことができる。
そんなフォーカスポイントではあるが、ViewNXでみるとどのフォーカスポイントを使ったのか表示できるんですよ。デジカメで撮影した画像ファイルって画像以外のデータをけっこう持っているのね。
DSC_0530.jpg
DSC_0529.jpg
赤い四角い枠がフォーカスポイント
次回は、デジタルになってなくなったもの>>
カメラのしくみを最初から読むなら、以下からどうぞ
カメラのしくみ VR 手ぶれ補正機能

投稿者プロフィール

asai
asai
システムエンジニア
喋れる言語:日本語、C言語、SQL、JavaScript