AccessクエリとSQLの関係 フィールド
さて、Accessクエリの続きである。
前回は、クエリのデザインビューをざっくりと説明した。
上部がテーブルを指定する場所で、SELECT命令のFROM句にあたる。
下部が抽出条件などを指定する場所で、今のところテーブルfooの全列を指定しているだけとなっており、こらはSELECT命令のSELECT句にあたる。
というところまでやった。
今回は、デザインビューの下部にいろいろ条件を入れてみたいと思う。
フィールドで列指定
まずは、テーブルfooの全列ではなく、a列だけを取得してみよう。テーブルfooにはaとbのふたつの列を定義しているが、b列は見なくてよいので、a列だけにしたいのである。
どうすればよいかというと、フィールドのところをfoo.*からaに変更するだけである。
フィールドの横に表示される▽のところをクリックすれば、ドロップダウンでリストが表示される。このリストは、上部に追加されているテーブルのフィールドが列挙されている。リストの中からaを選択してもよいし、aを入力してもよい。
この状態で、クエリを実行すると、データシートビューになる。指定したaのフィールドだけが表示される。
SQLとの対比
フィールドの条件を変更したらSQLではどうなっているのかを見てみよう。
しっかりとSELECT句が変更されている。
取得列を追加してみる
b列も追加してみることにしよう。
上部にはテーブルfooが表示されているが、fooの中に列がリストされていることがわかる。このリストからbをクリックして、そのまま空いているフィールドのところまでドラッグしてみよう。
ドラッグ操作でもフィールドを追加することができる。
SELECT句にもb列が追加されている。SELECT句では、複数の列を取得する場合は、カンマで区切って指定する。
拡大してみたが、文字が小さくて判別不可能ではないか。fooとbの間には.が入っている。foo.bでテーブルfooのb列という意味になる。
詳しくは、SQLポケリを参照して欲しいのだ。
AccessクエリとSQLの関係 デザインビューとSQLビュー
AccessクエリとSQLの関係 フィールド
AccessクエリとSQLの関係 フィールドに式を書く
AccessクエリとSQLの関係 並び替え
AccessクエリとSQLの関係 抽出条件
AccessクエリとSQLの関係 抽出条件(または)
AccessクエリとSQLの関係 抽出条件(INとLIKE)
AccessクエリとSQLの関係 抽出条件(表示のチェックボックス)

Access クエリ 徹底活用ガイド ~仕事の現場で即使える
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- 出版社/メーカー: 技術評論社
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